今回は「相続手続きって何から始めればいいの?」という方に向けて、相続手続きの流れと、必要な書類についてわかりやすく解説していきます。相続は、人生で何度も経験するものではありません。「そもそも誰が手続きするの?」「期限はあるの?」など、戸惑うことも多いと思います。
この記事を読めば、まず何をすべきかが整理でき、スムーズな一歩が踏み出せますよ。
相続手続きってなにをするの?

相続手続きとは、亡くなった方(被相続人)の財産や義務を、家族(相続人)が受け継ぐための法的な手続きです。
相続には、「遺言書の有無」や「相続人が誰か」などによって手順が異なりますが、基本的な流れを知っておくと、ぐっと楽になります。
相続手続きの基本的な流れ【8ステップ】

以下が、一般的な相続手続きの流れです。
通常は葬儀社が対応します。
被相続人の出生から死亡までの戸籍が必要です。
誰が相続人になるのかを法的に明確にします。
預金・不動産・保険・借金などをリストアップ。
自筆証書遺言は家庭裁判所の検認が必要です。
相続人全員で「どう分けるか」を話し合います。
銀行・証券・不動産などを相続人名義に変更します。
基礎控除額を超える場合は税務署へ申告が必要です。
相続に必要な書類は?

相続の手続きでは、いくつかの公的書類が必要になります。
- 戸籍謄本・除籍・改製原戸籍(被相続人の出生から死亡まで)
- 相続人全員の戸籍・住民票
- 相続関係説明図または法定相続情報一覧図
- 固定資産評価証明書(不動産がある場合)
- 銀行残高証明書、通帳コピー
- 遺産分割協議書
- 各金融機関の指定書類(名義変更等)
特に「戸籍の取り寄せ」は非常に手間がかかります。本籍地が複数ある場合など、自力で集めるのは大変な作業です。
行政書士に相談するとどうなるの?

相続手続きを自分たちだけで進めようとすると…
- 役所・金融機関とのやりとりが多すぎる
- 法律的にどう進めたらいいかわからない
- 相続人同士のやりとりで疲れてしまう
といった問題が起きやすくなります。
- 戸籍収集・相続関係説明図の作成
- 遺産分割協議書の作成
- 金融機関や不動産の名義変更サポート
- 提携専門家(司法書士・税理士)との連携
まとめ|「何をすればいいかわからない」が出発点で大丈夫

相続手続きは、決して一人で抱え込む必要はありません。不安なときこそ、専門家に相談することで、道筋が見えてきます。
当事務所では、初回相談は無料で承っております。「まずは話だけ聞いてみたい」という方も大歓迎です。
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